中国って、本当のところどうなの?

第186回
皆から愛される中国人:Candy Jane

昨日から引き続き、友人のCandyをご紹介しています。
(掲載写真は「HiQに限って」利用を許可されています)

北京電影学院にて働くCandyは、
留学生に対する各種サポートに加え、
各種映画祭・イベントの運営や
日本から来た来賓のサポートなど
様々な業務をこなしています。

彼女が抱えるいくつもの業務の中でも、
単調な通訳業務をするより、
各種映画祭やイベントのコーディネーションなど
付加価値の高い業務が好きなのだそうです。

また、前述のチャン・イーモウ監督作品という
ビッグ・ネームで女優業を経験したりと、
彼女の才能は多岐にわたります。

「いまのCandyのブランド・バリューを使えば、
 通訳でもかなりいいお金が稼げるんじゃないかな?」
と振ってみても、
「お金のために仕事を選んでいるんじゃないのです。
 仕事でのやりがいが、何より大事なんです」
と逆に諭されてしまいました。

日本語堪能なCandyですが、
初めての訪日は、2004年の夏でした。

日本国際交流基金のプログラムに応募し、
北京電影学院の在学院生として、
大阪にある関西センターにて
2ヶ月間滞在したのだといいます。
彼女が日本語を学び始めてから9年後のことでした。

日本での2ヶ月間の滞在が、
彼女の人生観に大きく影響を与えたといいます。

「旅をするように生きていきたい」

Candyは世界のどこにいようとも
部外者のような冷静さを持って現実を眺め、
様々な出来事のニュアンスを感じ取りながら、
この世の美しさを感受していきたいといいます。

こうした感覚は、外国からのゲストとして過ごした
2ヶ月間の日本滞在で得られた視点なのでしょう。

今後も、中国や日本に限らず、
世界のどこにいようとも輝き続けてくれるであろう
素敵な中国人です。


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2006年5月21日(日)

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