中国って、本当のところどうなの?

第205回
北京の夏、ザリガニの夏!

日本の関東でHiQをご覧になっている皆様、
どうやら関東地方は梅雨空のようですね。
北京からもたまに東京地域の天気予報をチェックしています。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一
東京地域の週間天気予報

日本の関東では、この梅雨空から抜けると、
ようやく蒸し暑い夏がやってくるのでしょう。

お隣の中国・北京では、
6月にはすでに夏到来といった天気になっています。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一
北京地区の週間天気予報

5月下旬当たりから、すでに最高気温は30度を越えており、
6月に入ってからはほぼ連日の夏日です。

北京の夏の風物詩といえば、
道端のおじさんたちの中に上半身裸の人々が闊歩したり
シャツを捲り上げておなか丸出しの
ヘソ出しルックを披露する男性の光景があります。

また、古い北京の町並みが残る胡同地域には、
上半身裸のおじさん率が非常に高い傾向があります。

反対に、王府井や国貿といった
繁華街やビジネスエリアでは、
比較的にしっかりと服を着ている人々が多いようです。

さすがに街中で女性の上半身裸の人は殆ど見かけませんが、
(というか、まだ見たことありません)
男性の場合、我慢しきれずに上半身裸になってしまう人が
後を絶ちません。

2008年の北京オリンピックの開催時期は
思い切り北京の夏の予定ですから、
北京市から「上半身裸は慎むように」という
勧告がそろそろ出るかもしれませんね。

昨年末から路上で唾やタンを吐く行為は罰金になりましたが、
そのうち上半身裸で出歩くのも何かしらの
ペナルティを課せられるかもしれません。
(とはいえ、唾やタンを吐く人はまだまだ沢山います)

さて、北京の夏の風物詩といえば、
路上のビア・ガーデンや
様々な露天もその中に数えられます。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一

露天の中には、日本では珍しい生き物も
料理の食材として扱われています。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一

北京の夏にはお馴染みのザリガニです。
油で揚げたり天麩羅にして食べるようですが
当たることもあるようなので、
食べる方は自己責任で挑んでくださいね。


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2006年6月9日(金)

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