第206回
中国茶を求めて、北京の馬連道へ
中国の食といえば、
その種類の豊富な中国料理に加え
中国茶を連想しますが、
北京で中国茶を探すなら、
「馬連道」という中国茶の
問屋街に行ってみると良いでしょう。
現在、馬連道へのアクセスは少し難しく、
まだ最寄りの地下鉄駅というものが存在しません。
強いてあげるならば、地下鉄一号線の
軍事博物館駅からタクシーに乗っていくのが無難でしょう。
電車の北京西駅からも少し距離がありますので、
電車でアクセスするのは難しい場所です。
ざっくりとした地理関係では、
北京市中心部からやや南西に位置します。
馬連道には、大小さまざまなお茶屋さんが並びます。
各店舗を覗いていくのもいいのですが、
時間が限られている場合には、
小さなお店にわき目を振らず、
お茶の問屋の総合市場である
北京馬連道茶城に行くのがいいでしょう。
馬連道の通りに面する小さな店にも
気になるお茶や茶器を沢山目にしますが、
殆どのお茶や茶器は北京馬連道茶城で
まったく同じものが手に入りますので、
まずは馬連道茶城を覗いてみるのが賢明です。
中国のお茶屋さんでは、
お茶を選ぶ際にゆっくりと試飲をさせてくれるのですが、
こうした試飲を小さなお店で次々にしていると
あっという間に時間が経ってしまいます。
馬連道に面するお茶屋さんを全て覗いていったとしたら
いくら時間があっても切りがありません。
ここは一つ、馬連道茶城まで好奇心を抑え、
寄り道せずに向かうに限ります。
明日は北京馬連道茶城の中を覗いてみましょう。
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