中国って、本当のところどうなの?

第265回
798のギャラリー:長征計画

ここ数日、798を再訪してみましたが、
最後に長征計画という名の新たなギャラリーを紹介して、
798の再訪を終えましょう。

長征計画は、余り目立たない外観とは裏腹に、
798の中でもかなり大き目のギャラリー・スペースです。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一

入り口は裏と表に二つあり、
中では先鋭芸術のインスタレーションを中心に
様々な企画展が行われています。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一

今回の目玉展示は、
どこかの小学生のような制服が
数十体並ぶというものでした。

またその横で、
そのインスタレーションの作成風景や
子供たちの写真と中国の名跡を合成したものなど
よくありそうな作品が並んでいました。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一

こうした作品群の横で、
なにやら異様な存在感を放つ
インスタレーションがありました。

中国各地に点在する
妙にエロチックな看板のマッサージ屋さんを模したものです。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一

中国の人のセンスを疑うことの一つに、
街の床屋さんなどでもやたらと薄着の女性の写真が
看板に使われていることがあります。

「これは、ひょっとするといかがわしいお店じゃないのか?」
と諸外国から来た人々を惑わしてしまいますが、
中には普通に髪を切るだけの床屋さんであったり、
まじめにマッサージをするお店だったりもするようです。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一

しかし、ピンクの看板のお店の中には、
HiQで紹介することは難しい内容のサービスを
提供するようなお店も多々あるようなので、
その選別はしっかりできるようになっておかねばなりません。

間違えて入ってしまったら大変ですからね。

中国留学・北京事情・中国の大学-加藤嘉一

こうしたかなりきわどい先鋭芸術表現も
798では普通の作品として楽しむことができます。


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2006年8月8日(火)

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