イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第74回
煙台北方安徳利果汁(ヤンタイ・ジュ−ス)

2003年8月21日、北京で夕食の時に
煙台北方安徳利果汁の社長にお会いしました。
同社の企業内容をお送りいたします。


煙台北方安徳利果汁
(ヤンタイ・ジュ−ス コード:8259)
・業種は食品・飲料水です。

・事業内容
リンゴジュース濃縮液とリンゴエッセンスの生産と販売

・企業概要
「ANDRE(安徳利)」ブランドの濃縮リンゴジュースや
リンゴエッセンスの製造、販売に従事しています。
同社のリンゴジュースは、他のジュース製造の際にも混合可能、
また、生産過程で抽出できるリンゴエッセンスは、
食物、飲料および化粧品の添加物として使用できます。
リンゴジュース濃縮液と
リンゴエッセンスの生産と販売/マーケティングを行なっており、
特に既存製品の品質改良と新製品の開発に力を入れています。
また自社登録商標“安徳利Andre”は
ヤンタイ・ノース社の全商品に使用されています。

製品の9割は米国向けで、残り1割をフランス、日本、韓国、
オーストラリア、イスラエルに輸出しています。

現在は、中国における濃縮リンゴ果汁輸出企業の一つで、
米国の反ダンピング訴訟で中国で始めて免除されました。

中国は現在世界第一位(世界シェア36%)のリンゴ生産国です。
2001年の生産量は約2200万トンで、
山東省と陝西省の生産量はその半分を占めています。

同社の戦略的生産基地及び拠点は山東省で、
同省煙台、龍口、陝西省白水に工場を保有しており、
生産ラインは6本、
濃縮リンゴ果汁の生産能力は収穫時期ごとに10万トンです。


・最近の動向から
2002年の売上高は前年比67%増、純利益は同19%増。
濃縮リンゴ果汁の販売量は71.8%増の3万9888トン、
輸出濃縮リンゴ果汁量は3万6662トンで、
中国全体(29万5920トン)の12.5%を占めています。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ 2003年9月18日(木) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ