イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第143回
H株指数と第三四半期

中国企業の第三四半期は好決算でした。
全体の企業の収益率の伸び率では20%〜30%の大幅増益でした。
将来性がある市場での増収、増益企業が多くでてきました。
そのほかの要因としても
米国の純資金流入は、8月には500億米ドルでしたが、
9月分は40億米ドルにまで激減しています。
このことは多くの資金が
米国から流出していることを表しています。

ではそのほかのお金は何処に向かっているのでしょうか。

行き先を失った資金を考える時、
為替のことも考えておく必要があります。
ユーロおよび日本円の為替レートの高さと
経済的リスクを考慮しますと、
欧州、または日本、そして一部の資金は
アジアの新興市場に入ってきています。
主に中国へ投資する資金として流入しています。

H株はH株先物指数が12月8日に出てきたときには
指数的には少ししか上がりませんでした。
大きく上がったのは次の日の9日でした。
9日には出来高トップ20社のうち20銘柄中、14銘柄がH株
あるいは中国資本株で、
しかもそのうち10銘柄が今年の新高値を記録しました。
市場のH株指数に対する関心は非常に高まってきています。
H株指数先物はまだ直物につれて
売買高が急増するまでには至っていません。
まだ一定量の未清算ポジションまで累積されていないため、
売買の自然需要がないのです。
H株先物取引の売買高が増加してくれば安定するでしょう。

中央経済会議の論議では、
経済過熱に対する不安はすでに存在しないことを
確認したといっています。
これはH株に対する強力なサポートになると予想され、
同時に「今は持ち株を減らすべき時ではない。
ブームは来年上半期まで続くと信ずる」といっています。

中国経済の過熱および米中貿易紛争の加速という
2つの問題が原因となって
中国株に不穏な要素をもたらしていましたが、
ここからは中国の経済になにかのアクシデントがない限りは
株価は上昇していく可能性が大きくなっています。
H株が上昇し、高くなりすぎた時には
調整を伴って下がるでしょうが、
そこまでは株価は堅調に推移して行く可能性があります。

投資家の立場から見たらこの株価の変動に気をとらわれることなく
優良企業を購入していくことが大事になってきます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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