イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第211回
香港に来る中国人観光客の実態

中国から香港に来る中国人は
1997年イギリス領から中国に返還後、
1998年頃から増えてきており、その数は増してきています。
旅行会社の話によると
昨年より中国本土の旅行者は
今年に入り急激に伸びてきているとのことです。

確かに観光客は増えてきているのですが、
観光収入となると中国人が購入するものに関しては
様子が違うようです。

まず中国人が多くの買い物をするかというとそうでもありません。
また購入する品物に関しても
買っていく商品の中身が私たちが考えている物とは違います。
お金持ちの中国人観光客はまだ一握りで、
中国人の観光客の大半は少しだけ裕福になった一般市民です。
実際は中国の中では小金持ち程度の人達です。

そのような人達が香港に来て買うものがあります。
香港の普通のスーパーに行き、買っていく品目は生活必需品です。
まず購入するのは子供の粉ミルク、シャンプー、石鹸などです。

なぜこのようなものが売れているかというと
中国国内では粗悪品が多く売られており、
品質の高い物は香港で調達していくというものです。

この点では日本の戦後の闇市のようなことと同じでしょう。
ですがそこから日本の復興は始まりました。

中国人が香港でもカードで買い物が出来るようになりました。
ですが、実際にまだカードを持っている人は少なく、
カードで買い物をし決済する中国人は一部の人のみです。
まだまだ一般の中国人にとっては
カードそのものがどういうふうに使っていいのかも、
何の意味を持っているのかも
分かっていない人が多いのが現実です。

ここから読み取れるのは、最近はカードを使う事が
認知され始めてきた程度だということです。
ですが、今後は普通の人にも認知されることは時間の問題です。
今後は使うようになっていくでしょう。
カードが今後浸透していった時には
中国人の所得が増えることにより
買い物でもカードを使うようになっていきます。

中国の所得が上がっていくことにより
生活が豊かになるにつれ現金での支払いのほかに
カードでの支払いが増えていくようになります。
日本でもカードが普及したように中国でも今後なっていきます。

中国は日本の十倍の人口がありますので
伸び率が低くても
支払う金額は非常に多きな数字になります。
消費関連企業が恩恵を受けることになります。

また中国本土自体で売られている製品の粗悪品ですが、
いい品物が海外、香港から入ってくることにより
品質は向上していくでしょう。
まだ時間はかかりますが
中国人自身にとっても悪い話ではありません。

国が栄えていくということは
富と生活が豊かになっていくことですから
中国はその条件を手に入れたことになります。

豊かになるにはまだまだ時間がかかることは事実です。

ですが少しずつ豊かになっていくことが大事で、
人は子供から急に大人になれないように
ある程度年月が必要です。
中国も年月をかけながら豊かになっていきます。

ただその豊かになっていく年月のスピードは
思ったよりも速くなるでしょう。
日本が40年、50年かけて豊かになったのに対して
中国は20年、25年で豊かになっていくでしょう。
その間は気をつけながらも安心して投資できる期間となります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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