イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第375回
投資企業の選択

世の中にはいろいろな仕事があって
通常はどこかの企業、または個人経営で働き運営して
利益を得ています。
生活していくうえでも
ひとつの業種だけで間に合っているわけではありません。
家を建てるのには建設業ですし、
家を建てる部品を作っている企業もあります。
また建てるに際して基本の木材も必要ですし、
家のかわらも必要です。
ビルでしたらコンクリートが必要ですし、
窓でも窓枠を作るサッシ、窓ガラスが必要です。
配電では電気工事、お風呂、トイレの便器、壁のクロスなど
いろいろなものが必要です。
また、家ができたからといってそれで終わりではなく、
生活必需品での鍋、釜、冷蔵庫等の家庭用品。
テレビやビデオ等の家電製品、
その他トイレットペーパーに至るまで
多くのものが必要でいろいろな業種でできた製品を使っています。

上場している各種企業では多くの製品を作って販売しています。
では企業の中で全部の企業が投資できるかどうかになりますと
事情が違ってきます。
家を建築している企業でも多数の企業が上場していますが、
伸びていける企業と
伸びていけなくて倒産する企業だって出てきて
淘汰されていきます。
家電製品などは最も競争の激しい業種です。
家電業界に従事している仕事関係者の方でしたら
専門知識がありますから
投資できる企業でも選択する幅が広がってくるでしょう。
ですが一般の投資家にはなかなか分かりづらいでしょう。
ですから、そのような業種に関しては
将来伸びていけそうな企業への投資は検討できても、
そうでない企業に関しては投資銘柄から削っていきます。
投資できるお金に対しても限度がありますから
そのような企業や業種にかかわっている時間自体が無駄です。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年11月15日(月)

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