イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第543回
人気銘柄を買う

投資する企業を選ぶときに
いったいどの企業に投資したらいいのか、
どの企業の株価が上がっていくのか選ぶのに苦労をします。
一番わかりやすいのが株価が上がっている企業の株です。
そのような企業は市場で人気があったり
業績が大きく伸びている企業だったりしますので
前より株価が上がっています。
株価が上がっているのは
株価のチャート形式によるローソク足形のグラフを見れば
どれくらいの期間でいくらまで上がってきているのか
一目瞭然にわかります。

*チャートとは
株価の値動きをグラフで表したもので
一定期間の株価の値動きをローソク足と呼ばれる図形の1つで
期間により始値、終値、高値、安値を棒線にして示したものです。
また、移動平均線は
一定期間の株価の平均値を結んだ線で表されています。
どちらも過去から現在までの株価の流れが一通りわかります。

業績だって株価の値上がりとともに上がってきていたなら
投資してみようかと思うようになるでしょう。
このまま業績が伸びていくなら
株価も上がっていく可能性が大きいですから
投資を検討するでしょう。
ここで投資する企業を選んで投資をしたとします。
その後株価の値上がりを期待して待つことになります。
株価でも投資をした企業に対しての結果は三つに分かれます。

一つ目が株価が上がっていくようになる。
二つ目が株価は上がりもせず下がりもせず株価は横ばいで推移する。
三つ目が購入した後株価が下がっていく。

一つ目の購入した銘柄の株価が上がっていく場合から見ていきます。
企業が成長していく過程でどのくらいの期間伸びていけるかは
業種や企業によっても違います。
投資した時期が企業の成長が始まり
これから業績に繁栄されるような時点なら
収益の伸びと同じように株価も上がっていく場合が多いものです。
たとえば鉄鋼株や石炭株はこの数年大きく株価も上がってきました。
背景には建設需要の伸びや電力関連で
原材料に使う石炭の生産が追いつかない状態が
続いてきたためでした。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年7月6日(水)

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