第674回
北京オリンピックをにらむ
中国株式市場は2008年の北京オリンピックをにらみながらも
一度は株価が急騰していく可能性が大きいでしょう。
特に最近の株価で上昇傾向にあるのが
北京北辰実業 (コード:0588)です。
北京北辰実業は北京で不動産開発を行っている企業です。
北京北辰実業の株価は最近下がらなくなってきています。
2005年半ばには1.5香港ドルで推移してきました。
最近は2香港ドル前後まで上がってきています。
不動産企業で業績のいい企業は他にもあります。
2006年、2007年は
北京オリンピック銘柄の不動産企業として
北京北辰実業に光が当たっていく可能性は大きいでしょう。
北京北辰実業は北京オリンピック関連企業として
今まで何かというと大きくクローズアップされてきた企業です。
”そこはかと知れない足音”が忍び寄ってきている気がします。
2008年北京のオリンピック関連企業に投資を考えるのでしたら
まだ投資家心理に火がつかないうちに
関連企業で業績のいい企業に投資をしていくことが大事です。
中国株の株式指数では
2006年後半に入ってから
株価が上がっていく可能性が大きいでしょう。
中国政府でも中国証券監督管理委員会(CSRC)の
尚福林・主席が昨年12月に企業年金の株式投資について
実質的な操作段階に入りつつあると発言しました。
ですが市場では無視され株価も上がりませんでした。
このような好材料に関しても
株価が上がっていかない市場というのは
私達海外投資家にとっては朗報です。
つまり安値で中国株を買える時期がまだ先に伸びたということです。
私達日本人の投資家にとって
中国株を安く購入できる時期がしばらくは続くと見ていいでしょう。
その期間が1ヶ月でも遅ければ遅いほど
日本円で買える株数は多くなります。
今しばらくは安値で購入できる時期です。
ですがその期間も限界に近づいてきています。
2006年後半から株価が上がっていく可能性が出てきます。
株式投資で利益を出す方法として
人の一歩先を考え投資していくことも必要です。
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