中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第934回
時価総額が伸びる国

時価総額が大きく伸びていける市場というのは、
伸びていける企業と上場していける企業が多くある国のことです。

香港市場は8ヶ月の間
9兆香港ドルから12兆香港ドルまで増えていったのですから
ものすごい伸び率です。
では、このまま高く時価総額が伸びていけるかといえば
そうではないでしょう。
このときは中国銀行や中国工商銀行の大型企業が上場したために
大きな伸び率となっていましたが、
そう大型企業がいつも上場してくるわけではありません。
また、大型企業数でも限りがあります。
これに中国本土B株市場の時価総額が加わると
もっと膨らんでいきます。

香港市場では次々と新しい企業が上場してきていますので
時価総額でも毎月伸びていきます。
また、上場した企業も利益が増え
株価が上がっていったなら時価総額も膨らんでいきます。

現在は中国本土A株市場は
まだ海外の一般投資家には解放されていませんので
時価総額の中に入れて考えることはできませんが、
将来は個人投資家でも中国本土A株市場へも
海外の投資家が参入できるようになるでしょう。

ですが、そうなるのはまだまだ先の話ですが、
それまでには中国本土A株市場やB株市場、
香港市場の時価総額も大きく膨らんでいるでしょう。
A株の時価総額は約5兆人民元となっています。

日本の株式市場でも日経ダウ株価指数でも上がってきていますので
日本の時価総額も少しは伸びてはきていますが、
大きな数字で伸びているわけではありません。

中国では子供がすぐに成長するように
株式市場の時価総額も大きく伸びていきます。
一方、日本の株式市場の時価総額は
大人になったらなかなか成長できないのと同じで、
大きく成長していく市場ではなくなってきています。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2007年1月3日(水)

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