中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第953回
10円と15円

10円の株価の企業が15円になったときに売却すれば
5円の利益になります。
その後株価でも20円まで上げたときには10円の利益になりますので、
15円で売却したときよりも
もう5円利益を膨らませることができます。

不動産企業の株価でも2006年には
2倍以上に上げた銘柄が多くでましたので、
20万円投資して50%値上がりしたなら30万円になっていましたので
10万円が利益になりました。
ですが、2倍の40万円まで上げていったときに売却したなら
もう10万円分、合わせて20万円の利益を得ることができました。

ですが、不動産企業の株価は1〜2年ではなくて
もっと長期で株価が大きく株価を上げていったなら
2倍になったときに売却するより
もっと大きな利益を得ることができます。

では、不動産企業の株価は
いったいどこまで上げていく可能性があるのでしょうか。
上場している不動産企業で業績が伸びていく企業でしたら、
長期で見たなら
株価でも1000円以上になっていく企業が多く出て行くでしょう。
ただし、投資期間でも1〜2年の間に上げていくというよりは、
3〜10年と長い年数がかかるでしょうが。

例えば万科企業の1999年11月の株価は
0.420香港ドルまで下げていました。
1香港ドルが日本円で15円でしたら
一株あたりの株価は6.3円でした。
株価は少しずつ値上がりし、
2005年の半ばまでは3.50香港ドル前後で推移していました。
その後株価は右肩上がりで大きく上昇し始め
現在の株価は15.00香港ドル前後となっています。
1香港ドルが日本円で15円なら一株あたりの株価は225円です。
株価の値上がり率では約35.7倍です。
6年の間に株価は約35.7倍上昇しました。
万科企業の株価が1000円になるには
後4.45倍値上がりすれば到達します。

万科企業は株式配当として1999年以降10割、
5割発行していますので
株数では3倍に増えています。
1999年に0.420香港ドルで1万株購入していたなら
6.3万円必要でした。
そのときから持ち続けていたなら6.3万円が225万円になっており、
株数でも3倍に増えていますので675万円になっていました。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2007年1月30日(火)

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