第64回
旅はいいけど時差には一苦労

見知らぬ外国に行くとすれば、
どこに行くのがいいと思いますか。
留学に行くのと、ただ物見遊山に出かけるのと、
その土地に住んでビジネスに従事するのとでは、
当然、行く先が違います。

私は早くから旅行をすることになれ、
いまでも年に120回くらいは飛行機に乗っています。
国内の講演旅行でも日帰りのできる時は
とんぼ返りをし、講演が夜に及んで
当日の便がない時は翌朝の便で帰ります。
そのほかに東京→台北→香港→
上海→北京→東京というのが
私の定期コースで、2ヶ月に1ぺんくらいは
成都がこのコースに加わるので、
これらの地域は私にとって
外国ではありません。
マニラやセブやシンガポールやバンコクなどは
勝手知ったる裏門をあけて
ちょっと門の外へ出た感じです。

そんなにあちこちとびまわって
時差に苦しみませんかとよくきかれます。
もちろん、苦しみます。
地球を南と北に動く時は、時差があっても
2時間ていどですから、食事の時間が
少々ズレるていどですみますが、
東西に移動してニューヨークとか、
ロンドンやパリに行く時は
調整に時間がかかかります。

或る時、私より20才以上も年の違う青年を
2人連れてマドリッドに行ったことがあります。
忙しいスケジュールだったので
到着した晩にフラメンコを見に行きました。
ご承知のように、スペイン人は真夜中にならないと
夕食をとらないですよね。
ただでさえ時差で眠いのに
さんざ待たされたあとの夕食ですから、
ステージに一番近い座席に座った2人の青年は
あの物凄いステップとドラムの音をききながら、
ステーキを口に加えたまま
居眠りをしているではありませんか。

これにはびっくりしてしまいました。
以来、スペインに行く時は
いきなりスペインにとばず、
イタリアか、フランスで時差になれてから
スペイン入りをするようにしています。





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