第286回
会社に派遣されて行くより自分で行け

誰か外国で成功する道を選ぶ青年はおりませんか。
これからはグローバル化がますます進んで、
国境のなくなる時代がきます。
国内で独立して事業に成功する方法も残っていますが、
成長経済の終焉と共に
そのチャンスはますます少なくなっています。
日本人の若い野心家たちの活躍舞台は
恐らくアジア全体に広がることになるでしょう。

日本の大企業も生産基地を中国とか東南アジアの
賃金の安い地域に移しつつあります。
本社の分工場にすると、人事管理や経費面で
本社に準じなければならないので、
折角のコストダウンの効果が
上がらなくなることをおそれて、
生産工場を本社の系列から切り離す動きが出てきています。
こうなると、日本の大メーカーもいまに
工場のない企画開発と販売だけの会社に
なってしまうことが考えられますね。

しかし、その場合でも現地の生産過程を管理して
本社の要求するグレードの製品を
つくらなければなりませんから、
海外派遣社員がふえることに変わりはないでしょう。
そういう海外派遣社員として海外に行くのも
一つの方法ですが、
会社に派遣されて外国に行ったのでは
本社勤務の延長線上で仕事をしているだけのことですから、
外国で事業を起す知恵もつきませんし、
従ってそのチャンスにもなかなか出会えません。

外国の空気になれて、仕事を覚えて、
事業を起そうと考える人は自分で現地に行って
現地採用で職にありつくだけの気構えがないと
やって行けないと思います。
私はいま自分が新しく切り開いて行く事業のためにも、
また新しく海外で働いてくれるスタッフを
欲しがっている企業のためにも、
力一杯働いてくれる若い人を探しています。
すぐにも仕事がはじまるわけではありませんが、
そういう考え方に賛成の人は
私のところに登録をしておいて下さい。
考えてもいなかったような新しい道が
ひらけて行くのではないでしょうか。


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2000年12月21日(木)

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