第295回
みんな潜在的な失業者ですね

このホームページを書くようになってから、
気がついたことがいくつかあります。
その1つは老若男女を問わず、
誰でも自分の現在やっている仕事や職業に疑問を持ったり、
不安を持ったり、不満を持ったりしているということです。

お金について語りかけても、
それなりの反応がありますが、
仕事や職業のことになると、
ワアーと返事がかえってきます。
打てば響くとはこのことですね。
国中が潜在的な「失業の日本」だということがわかります。
みんな、もっといい仕事を探しているのです。

失業率は4%だとか、5%だとか言いますが、
それはハロー・ワークに出かけたりする人のことです。
とりあえず職があって、生活に困らないように見えても、
もっと自分に納得の行く職業を探している人は
その5倍も10倍もいるに違いありません。
とりわけ昨今のように、リストラがはじまって、
中途退職者がふえたりすると、
就職先に対する忠誠心は大きくぐらついてしまいます。

私にわかったことは、
日本国中が潜在的失業者に溢れており、
インターネットとは潜在的失業者につながっている
情報の乗物だということです。
もしそうだとすれば、仕事の情報とか、職業の情報とか、
その選び方についての情報は
一番多くの人が欲しがっている情報なんですね。

たとえば新聞に求人欄という広告のページがあります。
スペースが小さく、料金がバカ高いので、
求人側も説明不足だし、求職側も
どんな人が求められているのか要領を得ません。
その点、インターネットなら
ホームページの所在さえはっきりしておれば、
必要なことを相手に伝達することができます。
物の販売なんかするより、いい職業の口を教えたり、
その見つけ方を教えたり、その世話をしたりするのに
うってつけですね。
来年は私のホーム・ページを
そういうスペースとして使いたくなってきました。


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2000年12月30日(土)

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