第353回
糸井・邱対談が本になって出ます

PHPに頼まれて糸井重里さんと対談をした本が
近く販売されます。
「お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ」
という長い長いタイトルですが、
これは糸井さんがつけました。

私が出てくると、出版社はすぐお金の話をさせたがります。
糸井さんも私もお金の話をするのは嫌ではありませんから、
ついお金の話になってしまいましたが、
お金の話ばっかりというわけでもありません。
いまの時代を生きるのに、
お金なしというわけにも行きませんので、
センスを大切にして生きる人が
お金とどうつきあうかというお話だと
思っていただけたらいいと思います。

私は糸井さんより24才も年上ですから、
その分だけ人生を長く生きています。
年配者がほかに何も自慢のできることのない時、
中国では「僕の食べた塩は君の食べた米より多いんですよ」
と言います。
経験が役に立った時代には
これで相手を黙らせることができたのでしょう。
年が違っても波調はよくあったんです。
塩のなめ方が多かった分だけどうしても
私の方が喋りすぎになってしまった嫌いがあります。
ご免なさいネ。

でもいままで私がやってきたような経済のエキスパートや
大学教授や大企業家との対談と違って、
実益は伴わないかも知れませんが、
裾の乱れを気にしないような
飛躍した脱線コースでしたから、
その場に立ち合った若い人たちは爆笑また爆笑でした。
面白い話題の少ない日常ですから、
あるいは仕事の合間の息抜きにはなるかも知れませんネ。

糸井さんから一言あると思いますが、
私にとっても久しぶりに楽しい2日間でした。
イトイ新聞がセンスのあるインターネットとして
いずれ多くの人々から親しまれるようになるだろうという
話もしました。
「もしもしQさん」とは重複した内容ではありませんから、
お金とスマートな関係になりたい人はぜひ読んで下さい。


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2001年2月26日(月)

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