第356回
FOR HER1-2-3の実験台になる

糖尿病が進行すると、男性の場合、精力が減退し、
インポテンツになります。
もしそうでなければ、あわてて医者のところに
駆け込んだりしないでしょうと医者も言います。
糖尿病はすぐに死ぬ病気ではないし、
検査でもしない限り、
自分の血糖値が異常に高くなっていることに
気づかない人も多いのですから。

しかし、糖尿病の権威のセガレが私のところに持って来た
オヤジのつくった薬が糖尿病の薬ではなくて、
性能力促進剤ということになると、
全く見当違いと言って笑いとばすこともできません。
その薬にはFOR HER1-2-3(彼女のために1,2,3)
という名前がついており、
アメリカのFDAの許可をちゃんともらっています。

説明書を読むと、北京市の紅十字病院の院長
(現在は北京朝陽己安苑中医院々長)で、
スタンフォード大学客員研究員でもある種連進さんが
愈消散という糖尿病の薬をつくって、
一世を風靡したあとに同じ原理に基づいて
男の海綿体の細胞を再生させるために調合したもので、
アメリカの軍人家族連誼会から
感謝状をもらっているそうです。

ヒューストンの世界的に著名な実験室で
二十日鼠に7日から12日間、飲ませたところ
使用前に比べてその生殖器の外形が
1.5倍から3倍に大きくなったのを
5名の著名な教授たちが確認しています。
人間の場合は細胞が新しく入れかわるのに
40日くらいかかりますから、
そのくらいの時間飲み続けると、
0.5〜2.0cm増長すると、
人の気をそそるようなことが書いてあります。

全部、薬草からつくられたものですから副作用もないし、
いま世間を騒がしているような
即効性のある勃起剤とは違います。
マユツバの感じもありますが、
FDAの許可もあることだし、
たとえ効かなくとも薬害はないだろうと思って、
その場で用法に従って、1日に2回、1回に2錠ずつ
朝晩の食事前に服用をはじめました。
漢方のことですから時間がかかることは承知の上で。


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2001年3月1日(木)

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