第405回
中国投資視察団を再開します

久しぶりに中国投資視察団を再開することになりました。
何年も休んだのは、バブルがはじけたあと、
不動産も株も値下がりを続け
いつ恢復するか見込みのない中で、
みなが財布の紐をきゅっと締めて
旅行に行く気なんか起さなかったからです。

そういう中にあっても、人生とは時間のことだから、
やりたいことはやりましょうよと
私を促す人もありました。
人を連れて行くかどうかは別として、
私は自分のたてたスケジュール通りに動くので、
秘書とか、ごく親しい仲間を伴って
ずっと旅行を続けましたが懇望に負けて、
では内モンゴルまで行きましょう、
ではチベットまで行きましょうと
プランをたてて参加者の募集をしましたが、
７名とか、９名とか、しか集まらず、
何回も途中で流れてしまいました。
私たちの旅行はふつうのツアーと違って、
お金のかかる贅沢な旅行です。
泊まるところも一流ホテルなら、
食事をするところもその町で一番のレストランであり、
食事の度にいちいち
飲物代を追加請求したりは致しません。

ガイドさんもよく訓練された
一流の日本人と中国人がつきます。
嫌がるお客さんを１日に２回も
お土産屋さんに連れて行って
無理な買物押しつけたり致しません。
（安い観光にはお土産屋からのリベート収入も
　勘定に入っているのです）
また政府の高官を訪問する機会も多かったので、
ちゃんとした通訳のできるガイドさんの
必要がありました。

ですからただでさえ高い旅費を30名で分担しないと、
もっと高くなります。
参加者の都合によって、
飛行賃もファースト、ビジネス、エコノミーを
ご希望によって選択できますが、
投資の可能性について勉強したい人は
ファーストを選ぶ人も多いのです。
それで人が集まらなければ、団体旅行は不可能なので、
何回も流してしまいました。
今回、それを再開する気になったのは
やっと期が熟してきたと見たからです。
詳しくは明日のこのページを。

〜Ｑさん新刊本〜


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出版社：ＰＨＰ研究所
ISBN：4-569-61635
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