第411回
マイホームづくりに無理な借金は禁物

マイホームを持ちたいと言うのは誰もが抱く夢です。
親に買ってもらうのは別として
自分のお金で手に入れるとすれば、
一生懸命、貯蓄もしなければならないし、
中途半端のお金では買えませんから、
長い時間がかかります。

成長経済の時代は年々、
地価や建築費が値上がりしました。
お金が貯まるより家の値上がりが激しかったので、
お金が貯まるのを待ってから家を買ったのでは
間に合いませんでした。
ですから、まだ住宅ローンの制度ができなかった頃、
私は会社からでも親兄弟からでも、
借りられるところからはお金を借りまくって、
家を手に入れなさいとすすめました。
会社の建物だって鉄筋コンクリートというけれど、
実質は借金コンクリートなんだから、
サラリーマンだって
それに右へならえをすればいいんですよ、
そうすれば、賃上げ闘争にだって力が入ります、
と私は冗談半分に、
しかし、真実をこめてアドバイスしたのです。
早くに私の忠告に従った人はうまく家も手に入れたし、
毎年あがるサラリーで借金の返済も楽にできました。

しかし、昨今のようなデフレの時代になると、
金利はうんと安くなりましたが、
古いマンションや一戸建は
値下がり傾向が続いているし、
サラリーだって上向きにはなっていませんから、
はたして借金までしてマイホームづくりをした方が
トクかどうか、よく考えて見る必要があります。
いまは所有より使用できればいいと考える人が
ふえましたから、自分で所有するのと、
借りて住むののとどちらがトクか
見比べるのもいいでしょう。
子供が出来たり、社会的地位が上がったり、
また転勤するようになったら
いずれ引っ越しをする可能性が大きいのですから、
一生住むところと考えない方がいいのです。

それでもやっぱり自分の持ち物である方が
安心できるという人はもちろん、
家を買ってさしつかえありません。
但し、その場合でも無理な借金をしないことが前提です。
インフレの時代とはもう時代が違うのですから。


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2001年4月25日(水)

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