第419回
利廻りに乗る不動産の買い時です

たとえ自分が住んでいた小さなマンションでも、
それを他人に貸して僅かな収入を得るようになると、
そのマンションはあなたの財産になります。
月8万円に貸して年に96万円の収入があったとすると、
昔の定期預金の年6%の金利から逆算すると、
1600万円の財産を持ったことになります。

昨今のように低金利の世の中になると、
定期預金の金利が1%以下ですから、
仮に1%としても9600万円を銀行に預けて
やっと96万円の収入にしかなりません。
それ以下の値段で不動産を手に入れることができたら
不動産からの収入の方が銀行に
ただお金を預けっぱなしにしているよりは
ずっと有利です。
それなのに定期収入のある不動産を敬遠して、
銀行や郵便局にお金を
預けっぱなしにしている人が多いのは、
不動産はもっと下がるかも知れないと考えて
心配しているからです。
不動産は上がるぞと採算を無視して不動産にとびついて
痛い目にあった人たちがそれに懲りて
今度も同じように採算を度外視して
不動産を怖がっているんです。
本当はどちらも間違っているのに。

ですからその時代時代の風潮を無視してはいけませんが、
それに付加雷同するのはもっといけません。
必ず間違えます。
みんなが不動産が駄目だという時は
不動産の研究をして下さい。
みんなが駄目という時は人気が離散していますから、
不動産の値段は下がります。
下がると、もっと下がると思う人がふえて
誰もふり向きません。
そういう時は不動産の収入に対して
不動産の値段が安くなっていますから、
利廻りが年6%どころか、
それ以上になることも珍しくはありません。

特に中古のマンションやオフィスは
あれこれ難癖をつけられますから、
売り急ぐ人だと値段かまわず売ってきます。
そう言うのを拾うと、
宝の山の中に分けて入って行ったようなものです。
みんなが怖がってお金が銀行や郵便局に避難している時は
不動産の買い時ですね。


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2001年5月3日(木)

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