第465回
2回目の中国視察団を組みました。

旅行の途中ですが、いくつも新しいことを考えました。
先ず今回のツアーに参加したかったのに、
あぶれてしまった人が50何名もいます。
その人たちのために、
次のツアー・プログラムを考えました。

7月か、8月と思ったのですが、
7月は私が農業改良の先生である永田照喜治さんと
農産物の大量契約栽培をやっている
山東省の現場を見に行くことになっています。
場合によっては、
日本でもまだやっていないような園芸農業を
中国で展開することがないとは言えません。
すべての事始めは可能性の探求からはじまります。

8月は敦煌、蘭州に行くべく
スケジュールまで建てたのですが、
お盆休みで旅費も高く、
しかも団体で席をとるのが困難なので、
とうとう自分だけの旅行に変えてしまいました。

あとは9月になってからと言うことになりますが、
9月のあとは11月になると、
北の方はかなり寒くなりますから、
10月にもう一回できたらいい方でしょうね。
その前に9月なったら北京、上海のほか、
温州、寧波、紹興、杭州に
ツアーを組んで行こうかと思います。

温州はこのホーム・ページでも既に紹介したように、
中国のミラノとでも言ったらいいでしょうか。
飛行場で下りて人口120万人ほどの町の中心街に行く
約3、40分の道の両側にずっと
縫製と製靴の工場が立ち並んでいます。
町に出ると、
ボス、ベルサーチ、ダンヒル、ゼニアからはじまって、
イタリア、フランス、イギリス、ドイツの
ブランド商品を売る店、
さてはスペインのアドロフ・ドミンゴスの店さえあります。
イタリア製で売り出されているファッション商品も
先の先まで辿って行くと、温州まで来てしまうようです。
日本では中国に縫製加工をやらせて
もっとも華々しく成功しているのがユニクロですが、
いまに日本国中がそれに右へならえをするようになります。
その現場をのぞいて見るのもよし、
それを自分の商品に応用するのもよし、
ということでスケジュールを組みました。


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2001年6月18日(月)

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