第718回
「いい仕事、見つかりましたか」が発刊されました

「もしもしQさんQさんよ」の第6冊目の単行本、
「いい仕事、見つかりましたか」が
PHP研究所から発売されました。
いま本屋さんの店頭に並んでいます。

前回の「こんな人いませんか」には強い反応があり、
たくさんのEメールと
アジア交流センターへの登録をいただきました。
できるだけご希望に沿うように努力していますが、
適材適所というのも難しいし、
本人の自分に対する評価と現実とのズレを埋めるのも
容易なことではありません。
私は旅から帰ってくると、
すべての履歴書に一通り目を通し、
脈のありそうな人には時間をさいて直接面談していますが、
限られた時間ですから
あえる人の数もしぜん限られてしまいます。

1日に3人も面接をしたら一仕事です。
私にして見れば好きでやっている無報酬の仕事だし、
相手にして見れば一生を決定するかも知れない
重要なターニング・ポイントですから、
どちらも短い時間に答えを出したいところです。
或る時、面接した青年はいつも私が会う海外志向型、
独立志向型とどこか違っているので、
どうして私が面会時間をさく気を起したのだろうと、
もう一度、ご本人の履歴書と身上書を
ていねいに読みなおしてみたら、
何と身上書の書き方がうまくて、
人をひきつけるところがあったのですね。

「もしかして君は文章を書くことに
 興味があるんじゃないですか」ときいたら、
「実はそうなんです」という答えが返ってきました。
「じゃその方向を目指したらどうですか。
 原稿の整理をしたり、コピーを書くアルバイトもあるし、
 慣れれば週刊誌のライターになることだって
 できないことはありません」

そう言って、私は出版の企画をしている会社の社長さんや
有名週刊誌の編集長に面倒を見てくれと頼んであげました。
こんな時代のことですから、
仕事のヒントにめぐり会いたい人は、
「いい仕事、見つかりましたか」を一読してみて下さい。
少なくともどっちへ向かえば、
仕事のタネがあるかがわかると思います。


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2002年2月26日(火)

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