第737回
ことし初の中国視察団がはじまりました

ことしになって第1回目の中国投資視察団が
3月13日からはじまりました。
まだ寒さが残っていますが、今回は深まで足を伸ばして
香港から日本へ戻るスケジュールをたてたせいか、
参加者が予定を遥かに突破して、
ちょうど40名になってしまいました。

私は皆さんより3日早く北京に入り、
北京でやらなければならないビジネスを片づけています。
視察団とジョイントすると、質問攻めにあって
自分の仕事をやっているヒマがなくなってしまうのです。

いま北京で手がけている仕事は4つ5つあります。
1つ目は外人向け高級マンションを
3年前に完成させましたが、310世帯分もあって、
しかも北京一家賃が高いので
なかなか満杯にならず苦労をしました。
でもオリンピックの北京開催もきまり、
WTOの加盟も終わって
やっといい方向に向かったとところです。
2つ目は建設機械を売るための
全国ネットの組織づくりです。
資金回収の難しい中国で
何とか必ず回収のできるシステムをつくりあげたいと
努力してきましたが、
ことしは公共投資がうんとふえる方向にあるので、
やっと目の出かかったところです。
3つ目は北京に2校つくった日本語学校をもっと充実させ、
日本留学を目指す若い人たちを送りだすことと
日本企業に就職したい中国人たちの世話をすることです。

そして4つ目は中国4千年の歴史が生んだ漢方の交流を
具体化する仕事です。
この数年北京に来ると、
その方面の専門家たちと絶えず接触してきましたが、
中国には糖尿病、ガン、皮膚をきれいにする健康食品、
またメキメキ元気になる漢方など
あまり世間に知られていない秘方がたくさんあるんですね。
老齢化社会が要求するものを
どうやって日本の販売ルートにのせるか、
ことしの私の研究テーマの1つです。
チャンスは自分だけで独り占めせず、
できるだけ多くの人に参加してもらうというのが
視察団をつくったそもそもの目的でもあります。


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2002年3月17日(日)

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