第759回
「お金の貯まる人はここが違う」を読んで下さい

お金儲けのうまい人とお金の貯まる人は
同じではありません。
もちろん、お金儲けのうまい人のところへは
ドンドンお金が集まってきます。
でもお金を貯める気のない人はお金が入ってきても
すぐに使ってしまいますから、
俗にザルと言うように、すぐになくなってしまいます。
それでもお金に不自由しないですめば、
結構いい身分と言えるでしょう。

もう一方のお金の貯まる人は、
お金儲けのうまい人とは限りません。
小さなお金でも使わずにコツコツと貯めれば、
「塵も積もれば山となる」のたとえ通り、
大きなお金になります。
人間は元手がなくても身体を動かして働けば、
なにがしかのお金が入ってきます。
入ってきたお金をみな使ってしまえば、
お金は1円も残りません。
収入をオーバーして使えば借金が残ります。
反対にお金の入口を大きくして、
出口を小さくしておけば、
出て行くのに時間がかかりますから、
まだ全部出てしまわないうちに
新しいお金が入ってきます。
押せ押せをやっているうちに残っている分が
ふえて行くのです。

ですから、お金の貯まるヒケツは1つしかありません。
お金を使わないことです。
そんなことなら簡単だと思うかも知れませんが、
それがなかなかできないのです。
「お金の貯まる人はここが違う」という私の著書は
17年前にごま・ブックスの一冊として
出版したものですが、
何十版も重ねて今日に至っています。
今度、光文社の「知恵の森文庫」の1冊として
出版されることになりましたので、
今頃は本屋さんの店頭に並んでいると思います。
お金持ちになりたい人と
将来独立して事業を起すための元金をつくり人は
どうぞしっかり読んで、必ず実行に移して下さい。

何度もくりかえすようですが、
お金の貯まるかどうかは
収入の多い少ないとはあまり関係がありません。
お金の使い方がお金持ちになるかどうかを決めるのです。
倹約とケチは紙一重ですが、
その区別をつけることも必要です。


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2002年4月8日(月)

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