第774回
北京で日本語教師やりませんか

前に北京に日本語学校をひらいたことを
書いたことがあります。
現地で教師を募集したところ、
6人の日本人が応募してきました。
台湾の「永漢日語」の教務主任を呼んで
日本語をどうやって教えたらよいか
教えさせようとしたところ、
「日本語を教えるのに勉強しなければならないのですか。
 そんな七面倒臭いことならやめた」
と言って全員にやめられてしまった話を
したことがあります。

その時は日本から日本語の教師を招聘しても
長期ビザをもらうことができませんでしたので、
やむを得ず、現地で在留資格のある人の中から
先生になる人を募集しようとしたのです。
あれから2年もたちましたので、
この学校も上海で4校、北京で2校にふえて、
知名度もかなりあるようになりました。
最近では北京校が日本から教師を呼ぶことを
認められるようになりましたので、
皆さんのうちで北京に来て日本語を教えたい人は
申し出て下さい。

日本語教師を一生の仕事としてやりたい人は
ほとんどおりません。
とりわけ外国でやる場合は、その土地に行ってみたいけど、
ほかのもっとよい仕事が見つかるまでの腰掛けにするとか、
現地に留学したいけれど、
アルバイトの口があったら助かるなあ
といった人がほとんどです。
またご主人が会社の命令で赴任しているけれど、
私は時間がありますのでという奥様方もおります。

そういう人でも教え方の手ほどきをしてもらえば、
日本語を教えられます。
理想から言えば、なぜ日本語でそういう言い方をするか
中国語で説明する能力があれば、
学生たちからうんと親しまれるようになります。
報酬は決して多いとは言えませんが、
北京に来て現地の人がやっている程度の生活はできます。
北京に行って働きながら、
新しい生き方を見つけ出したいという人は
邱永漢アジア交流センターに申し込んで下さい。
現地の学校と直接コンタクトできるようにご紹介します。
TEL 03-3400-9393


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2002年4月23日(火)

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