第775回
中国で人材を集める仕事があります

ついでに私が現在とりかかっている仕事について
きいて下さい。
ご承知のように
生産基地をコストの高い日本から中国へ移す動きが
盛んになりましたので、
中国に進出する日本企業から
「日本語のわかる中国人の若い人たちを
 世話してくれませんか」
と盛んに頼まれるようになりました。
私たちは「日本語の喋れる中国人」の訓練はできますし、
またそういう人材を養成することはできますが、
人材派遣まで手がまわりません。
一緒になってこの仕事を受け持ってくれる若い企業か、
若い人を探しています。

またそういうパートナーが見つからない場合、
やむを得ませんので、
私たちがじかに人材派遣の仕事をすることになります。
その場合は永漢日語の
北京校 TEL 8610-6461-7685
上海校 TEL 8621-6887-9018
に直接申し込んで下さい。
しかしすぐ役に立つ人材は
私たちのところにごろごろしているわけではありません。
日本語ができないから日本語を習いに来ているのであって、
日本語がペラペラ喋れるなら
もうとっくに待遇のよい仕事に就いている筈です。

ですから中国人のいい人材が欲しければ、
それぞれの地域のいい大学に
私たちと一緒に出かけて行って、
来年卒業見込みの大学生の中から就職希望者を募り、
採用予定の青年たちに
私たちが半年か1年かけて日本語を教えればいいのです。
授業料は会社が負担してもかまいませんが、
本人に半分負担させ、成績優秀な者に限り
奨学金を出す方がきっと効果的でしょう。
自分の腹が痛まないと
真剣になってもとを取り返そうと考えないものだからです。

そういう人材集めの作業を喜んでやってくれる人がおれば、
歓迎します。
しかし、そういうことができるためには
上海や北京の事情に通じなければなりませんし、
そこに到達する前に
少なくとも言葉が通じなければなりません。
私が先ず中国語を覚えて下さいというのも
現実にその必要があるからです。
中国語の教室を東京につくったのもそのためです。


←前回記事へ

2002年4月24日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ