第874回
血糖値が気になる人に耳寄りな本です

いま上海に来ていて、糖尿病の漢方の大家、
種連進院長と久しぶりにお会いしました。
前にも申し上げたことがありますが、
漢方で「愈消散」という処方を発表した連先生が
スタンフォード大学医学部に招聘されて
共同研究をはじめてから12年の歳月がたちます。

その間にアメリカとアジアの各地に診療所を十数軒、
また北京では糖尿病専門の安苑中医院の院長をつとめ、
ロスと北京の間を半々ずつ行き来しています。
上海でお会いできたのは種先生の最近調合した
EYEBAG AWAY(眼袋消)という
目袋のハレを消すクリームの販路をつくるために
1ヶ月ほど滞在していたからです。

種先生の「愈消散」は
アメリカではFDAの認定を受けた健康食品ですが、
日本ではプロ向けスーパー
「ハナマサ」が販売をしています。
私は自分が試して見て、血糖値がすっかり安定したので、
種先生のために一肌脱ぐ気を起し、
邱永漢中国4千年シリーズの第一巻として
種連進著「糖尿病に悩む人に驚異の漢方愈消散」
をグラフ社から発行する企画をたてました。
いま頃は本屋さんの店頭に新しい本が出ている筈です。

私が種先生の紹介文を書いたほか、
どうして「愈消散」ができたかという
対談もやっております。
またご本人の解説のほか、
「愈消散」を飲んだ患者たちの体験談も満載されています。
いつも私の新著や関係者の本が出版されると
籖引きで10名の方に贈呈しておりますが、
この本は糖尿病に焦点をあてていますので、
糖尿病とかかわりのない人には必要がないと思います。
従ってご自身が血糖値の上昇を悩んでいる人か、
少なくとも身内が糖尿病で困っている人だけが
応募して下さい。

中国4千年シリーズは、日本企業の中国進出がすすむにつれて、
中国4千年の知恵がその反対給付として
日本に伝わってくることを予想した編集をしています。
種連進先生の次は
漢方で癌をなおした王振国先生をとりあげています。
いずれも病気に直面している人にとっては
切実な内容のものです。


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2002年8月1日(木)

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