第1035回
今年第一回目の中国投資考察団です

3月13日(木)から21日(金)まで、
ことし第1回目の中国投資考察団を組みました。
成田と関空から出発して、
北京に2泊、成都に2泊、
昆明に2泊、最後に上海に2泊と
合計8泊9日の勉強会です。

北京では中国のシリコン・バレーに当たる
中関村を見学、
諸葛亮孔明が采配をふるった
三国志の古都成都では
中国一の漢方市場や、
漢方の大学も訪問する予定になっています。
花の都昆明では
有名な石林や民族村の見学に行きますが
雲南省と四川省は漢方薬の宝庫と
言われているところですから、
健康に関心のある人にとって
今回は収穫の多い旅になると思います。

上海に出たら、何と言っても新天地でしょう。
かつてのフランス租界にできたレトロの町で、
いま流行の先端を行くレストランや
ファッションの店が並んでいて、
若い人たちは我々と波調が合うといって集まってくるし、
年配者は昔の上海を思い出すといって集まってきます。
日本にもない国際的感覚のある町に
一歩足を踏み入れると、
中国がどこへ向って走り出しているかを
肌で感ずることができます。

帰る前の日は恒例によって、
中国株の講習会と
私がスピーチをすることになっています。
日本の株もアメリカの株も
すっかり色褪せてしまったので、
最近は中国株に関心を持つ人がずいぶんふえました。
恐らく今年は上海、深のB株だけでなく、
香港のH株が投資家たちの注目を浴びる
チャンスがあるだろうと私は見ています。
遠くであれこれ気を揉むよりも、
ご自分の目で中国の経済の発展ぶりを見て下さい。
私の上海のビルの私の部屋の窓をあけると、
やがてアジアで最大のカジノ(?)になる
上海証券所が目の前にそびえています。

時間の都合のつく人はぜひご参加下さい。
北京と上海を挟んで成都と昆明は
滅多にないいいコースです。
いま私は成都でこの文章を書いていますが、
皆さんとまたこの土地に来ることを楽しみにしています。
お申し込みは邱永漢アジア交流センターへ
(TEL 03-3400-9393)


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2003年1月9日(木)

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