第1129回
王振國先生に直接相談することもできます

クスリは生死にかかわる問題だけに一歩間違えると、
厚生省のお役人さんも首がとぶような目にあわされます。
だから大事には大事をとって新薬の許可はなかなか出さないし、
漢方に至ってはあれこれきびしい制限があります。
健康食品として輸入しようとしても、
薬効のある成分を含んだものは原則として輸入が認められません。
要するに、これ以上トラブルになる話は
持ち込んでくれるなと言うのがお役人さんの本音なんです。

中国から輸入された痩せ薬で
人の死んだ例も発生していますから、
漢方と称するものの中に
いかがわしいものがあることは確かでしょう。
でもさきに紹介した愈消散のように
確実に血糖値の下がる漢方で、
健康食品として輸入の許可されているものもあります。
愈消散はプロの店「ハナマサ」が取り扱っていますから、
糖尿でお悩みの方はそちらに行ってお求めになって下さい。

問題は同じ種連進先生の
「フォー・ハー・ワンツースリー」という男性の精力剤、
また長白山脈の麓でつくられている、
いま癌患者の注目の的になっている
王振國先生の「天仙液」をどうやって手に入れるかです。
関根進さんの場合は香港に頼んで手に入れたようですが、
そう言えば、香港に行くと
漢方薬を売っている店ならどこでも売っています。
それが海を一つ渡った途端に
どこでも手に入らなくなってしまうのです。

この不便さを補うために、
最近では並行輸入を扱う会社もたくさんあるようになりました。
インターネットにもそういう広告がたくさん載っています。
その中には偽物を扱っているエイジェントも多いそうですから、
どこに注文したらよいか迷ってしまいます。
「天仙液」の場合は近々「邱永漢中国4000年シリーズ」で
王振國先生の本を出すことになっています。
王振國先生に直接お問合せをしたい方には
連絡先をお教えいたしますから、
場合によってはご自分で
中国までお出かけになることもできないことはありません。
何事も最善を尽すにこしたことはございません。


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2003年4月13日(日)

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