第1160回
日本人と韓国人が新型肺炎にかからないわけ

これはまだ推定の域を出ないのですが、
新型肺炎がこれだけハヤっているのに、
日本と韓国で患者が発生していないのは
どうしてだか、わかりますか。
北京、香港、シンガポール、ベトナム、
そして、台湾と、行き来をする日本人の数は
決して少くはありません。
トロントにだって伝染しているのですから、
日本だって韓国だって
たちまち大流行の温床になりそうなものです。
中国帰りの日本人がソウルで発熱をして
急遽隔離されましたが、
結局、新型肺炎でなかったと報道されています。
それにしても日本で発生しないのはリクツに合わない、
もしかしたら、かくれた処理をされているのではないか
という言い方をする人もいます。

もちろん、今後発生しないという保証は何もありません。
でももし日本で発生しても患者が日本人以外の外国人で、
日本人でないということになったら、
日本人と韓国人には
発病しにくい何らかの理由がある
と考えてもおかしくはないと思います。

その差はどこにあるかと言えば、
一番可能性が高いのは食べ物ではないでしょうか。
つまり食べ物の中に
コロナ・ウイルスの新種に強い物質があって、
ふだんそれを食べている人には抵抗力がある――
という類推が成立つのではないでしょうか。
もしそうだとすれば、
日本人と韓国人がふんだんに食べて
一般の中国人やモンゴールの人、チベットの人が
ほとんど食べない物に海草の類があります。
海苔、昆布、ひじき、もずくなど
スープのダシにしたり、お茶漬の友にしたり、
すしなどの巻き物に使う海草の類は
海洋民族に属する人々には
珍しくもどうもないふだんの食べ物です。

身体にいいから、髪の毛が黒くなるからと
日本人は子供にもすすめますが、
中国人は上海の人を除いてほとんど口にしません。
いま大陸で上海だけが
新型肺炎の抑え込みに成功しているかに見えますが、
ここでも外来の人だけがかかって
生粋の上海人がかからないとすれば、
この理論の裏付けになります。
WHOの人にも耳を傾けてもらいたいひそひそ話の一つですね。


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2003年5月14日(水)

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