第1220回
グローバル化の扉は観光ビジネスから

インターネットができたおかげで
商売のやり方が変わると盛んに言われてきました。
無店舗でやれる商売もふえたし、
假想店舗で利益をあげているベンチャー・ビジネスもあります。
しかし、それぞれに一長一短あって、
まだこれで一件落着というわけには行かないようです。

たとえば、実物を見ないと
お客が買う気を起してくれない
ファッション商品や家具の美術品を
インターネットでいくら宣伝しても
なかなか買ってもらえません。
これは通信販売についても言えることです。
日本では信用のある通販会社なら、
カタログに印刷された写真だけで
注文してくれることがありますが、
中国人のように実物を見て、
自分の手でさわって見て、
場合によっては身につけてみないと
絶対に買わないお国柄だと、
先ずお手上げになることは間違いありません。
インターネットは物品販売の
新しい入口の1つになりましたが、
いままでのやり口にとって代わる
オール・マイテイではありません。

しかし、世の中には実物を見る前に
買うか買わないか決めなければならない商品もあります。
娯楽とか、旅行とか、飲食とか、
私が体験産業と読んでいる業種のビジネスは、
体験する前に先ず予約をしなければなりません。
もうその時点で予約金を払わなければならないこともありますが、
体験しおわってから代金を請求される場合もあります。
どちらも情報を得ることができれば、
どちらにするか決めなければならないビジネスですから、
インターネットで充分、間に合ってしまいます。
それも世界中どこにいても得られる情報ですから、
これほどインターネットにぴったりのビジネスは
またとありません。

そういった意味では、
観光ビジネスにうってつけの情報網は
インターネットということになります。
安いホテルの情報も、安いチケットの情報も、
旅行社に頼らなくとも、
自分で見つけることができるようになりました。
グローバル化の扉をひらくのは
観光ビジネスからということになります。


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2003年7月13日(日)

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