第1296回
「実務手帖」を役立てて下さい

私も3年に一度くらいは
自分の手帖の住所録を書きなおします。
3年もたつと、仕事の上で一緒になる人が変わるし、
新しく友人になる人もふえます。
同時にいつの間にか疎遠になって
今年も再び一緒になる機会も
なさそうだと思う人も出てきます。

実務手帖の住所録を書きかえる時は
過去をふりかえり、
これから先のことも考えるわけですから、
感慨もまたひとしおです。
どうしてこの人と疎遠になったのだろうかと
歯を食いしばることもあるし、
折角、この人と親しくなったのだから、
この関係は大切にしなければと思うこともあります。
住所録を書きかえる時は
ちょうど年末になっていますから、
1年を反省するいいチャンスです。
紅白歌合戦だって
毎年ずっと出場が続いている歌手もいますが、
あッという間に消えてしまう人もあります。
それが人生なんです。
そういう勉強をするためにも、
毎年でなく、何年かに一ぺん、住所録を書きかえるのは
とてもいいことだと思っています。

「邱永漢・実務手帖」には
住宅ローンを組んだ時の毎月の支払いが
いくらになるかという早見表から、
冠婚葬祭の包み金の一覧表まであります。
全国主要ホテルの電話番号も載っていますが、
どこかの地方に出かけて、
急にお客をしなければならなくなった時、
どこに行ったらよいかという
「邱永漢のすすめるうまい店」という欄もあります。
私が全国をとびまわって
印象に残った店を推奨していますが、
2004年度は東京の分をかなりさしかえました。
台湾と香港の店も載っていますが、
これだけ中国に行く機会がふえたら、
上海と北京の店も遠からず追加する必要が起りますね。

それはさておいて
実務手帖の予約販売の受けつけをはじめましたので、
1冊1000円(税込み、送料込み)の代金を
何らかの方法でアジア交流センターまでお送り下さい。
送金の方法は実務手帖のお知らせ欄にも書いてございます。
10月末になると思いますが、
出来しだい発送いたしますので、どうぞよろしく。


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2003年9月27日(土)

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