第1309回
日本ソバの82%は輸入品です

日本ソバの好きな日本人は多いと思います。
私もまずいソバは苦手ですが、
おいしいソバを食べるためなら遠路をいとわないし、
いくら何でもボリすぎだなと思ってもガマンします。
同じソバなのに、
どうしておいしいソバとまずいソバとでは
味がこんなにも違うのでしょうか。

香港生まれの家内を連れて
はじめて日本ソバを食べに行った時、
ざるソバを注文したら家内に
「靴の底をかじっているみたいですね。
どうしてこんなに味がないのですか」
と言われてしまいました。
でもそのうちに彼女も
うまいソバとまずいソバの区別がつくようになり、
高価なソバ屋に行く時はついて来るようになりました。

それにしても上等なソバ屋のソバは
どうしてあんなに高いのでしょう。
またどうしてあんなに少しの量しか出て来ないんでしょう。
私くらいの年齢になれば、
ざるソバ1枚に天ぷらソバか、
ニシンソバ1杯で間に合ってしまいますが、
食い盛りの学生さんなら
5杯でもお腹が一杯にならないと思います。

日本人はソバは
日本独特の食べ物と思っているかも知れませんが、
日本産のソバは全消費量の18%にすぎず、
輸入されている82%のうち74.5%が中国産です。
中国では日本が消費する全量の10倍もソバをつくっており、
その中には日本で信州ソバと言って
もてはやされている国産ソバと
品質的に劣らないものもあります。

ということはソバの実を輸入する時、
1級品も3級品もごっちゃにして輸入しているということです。
ちゃんと目ききの人が現地に行って
1級品をふりわけて買いつけをやれば
一番安いソバ屋と同じ値段で材料の供給ができるということです。
もし大衆ソバ屋と同じか、少しましな値段で
高級ソバ屋と同じうまい日本ソバを出すことができたら、
お店の前に行列ができるでしょう。
中国のソバの大産地は内モンゴールですから、
私がソバ屋のチェーンをやるのなら、
先ず内モンゴールに行くところからスタートします。


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2003年10月10日(金)

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