第1323回
「デフレを明るく楽しく・・・」の本ができてきました

「もしもしQさんQさんよ」の第11冊目が
「デフレを明るく、楽しく、力一杯」
というタイトルで出版されました。
いま頃は書店に並んでいると思います。

恒例によって、抽籤により10名様に
私のサイン入りの本をさしあげますので、ご応募下さい。
不運にも選にもれた方は
ご面倒でも本屋でお需めになって下さい。
出版元は廣済堂出版、定価は1300円です。
なお同じ廣済堂から出版された
「邱永漢の実務手帖」も
時を同じく発売されていますから、お忘れなく。
運よく抽籤で当った方は
本代だけでも只になったのですから、
せめて「実務手帖」の方は
大枚1000円也をはたいて下さい。
もしご近所の本屋で手に入らない場合は
「ハイハイQさん」に直接申し込んで下さい。
送料は当方にて負担させていただきます。

今回の単行本に
「デフレを明るく、楽しく、力一杯」
というタイトルをつけたのは、
株価が動意を示して景気が恢復するかに見えますが、
海外から日本株を買うために
資金がドッと日本に流れ込んでいるだけで、
国内の消費が恢復しはじめたわけではありません。
したがって過去のような景気の循環は望むべくもなく、
デフレは長期化すると見ているからです。

デフレがそのまま定着するとすれば、
これからの私たちはデフレを素直に受け入れて、
デフレと共存する覚悟を決めなければなりません。
それもいやいや受け入れるのではなくて、
積極的に取り組んで行く必要があります。
現に私自身は万年過剰生産が続く環境で
どういうことに手を出し、
どういう事業をやればいいかについて考え、
それを実行に移しています。
もとよりうまく成功するとは限りません。
この本に出てくる雲南省のコーヒー栽培についても、
実際に現地まで30数名の団体を組んで視察に出かけ、
やっと帰ってきたところです。
現地を見て夢が破れるどころか、
夢はふくらむばかりですから、
始末は悪いですね。
でも夢があるということは楽しいことです。


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2003年10月24日(金)

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