第1325回
コーヒー栽培は10年がかりの事業です

私は保山副市長さんの車の中で、
ご本人からコーヒー栽培の現情について
色々と説明を受けました。
と同時に私の方からも、
なぜ自分がコーヒーの栽培に
興味を持ったかという理由を説明しました。
保山市のコーヒー栽培は
中華人民共和国の創立当時、
協力してくれたソ連に
コーヒーを供給するためにはじめたものだそうですが、
両国の関係が険悪になってから
一時中断してしまいました。

それが世界的なコーヒー・ブームに乗って
復活したけれども、
最近は世界的な増産のために
高値の3分の1まで値下がりをし、
農民も減収の影響を受けています。
したがって決していい環境にはありませんが、
私は台湾で所得水準の上昇と共に
コーヒー・ブームになった経験があるので、
中国でも経済の発展によって
人々のふところ具合がよくなったら、
必らずコーヒーをよく飲む時代がくる、
そう確信しているけれども、
そうまるまでには10年はかかる。

「ですから、10年計画でこの事業にとりかかる積りで、
この土地にやってきたのです」と述べると、

「全く同感です。
私もこの土地のコーヒー事業を仕上げるのには
10年はかかると見ています。
邱センセイが本日お見えになったのは
そのはじまりと言ってよいでしょう。
本当に私もとても喜んでいるところです。
それにさっきホテルで
コーヒー事業に興味をもっている人が
こんなにたくさん来られたのを見て、
本当にびっくりしました。
全面的に協力しますから、
何なりと私におっしゃって下さい」

とうとう副市長さんに
現場を案内してもらっただけでなく、
夕食もつきあってもらった上に、
飛行場まで送ってもらいました。
私が一番勉強になったことは
コーヒーの栽培のこともさることながら、
雲南省の地勢とそこから生み出される農産物の特長です。
日本の四季と全く違う時期に
日本にない物が生産されるので、双方をつなぐと
面白い商売ができる可能性があることがわかりました。


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2003年10月26日(日)

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