第1411回
ことし最後の旅行は雲南省です

11月になると、
ウルムチやフフホトだけでなく
首都北京でも外へ出る時は
ズボン下を穿かないではいられないくらい寒くなります。
でも上海はまだ大丈夫だし、
昆明までくると一年中、花が咲き乱れて
春先のいい天候が続きます。
だから行くなら雲南省にしようか
ということになってしまいます。

昆明にはこの1月に行ったばかりですが、
昆明でコーヒーの事業を手がけた以上、
年に一ぺんか、二へんは
行かないわけに行かないでしょう。
邱公館食品という会社ができれば
邱公館という私の家も建てなければならなくなります。
将来、観光客が訪れる名のあるコーヒー園になれば、
人に見せるための創業者が住んでいた家というのが
必要になるからです。
伝統的な雲南風の建物で、
いまの時代にふさわしいモダンで
使いやすい家と言えば、
雲南省じゅうを見てまわり、
かなり頭を使う必要があるでしょうね。
ひょっとしたらコーヒー園をつくるより
難しいかも知れません。

また雲南省に足を踏み入れたからには、
雲南がどういう具合にできているか
研究する必要もあります。
団体だと滞在している時間が限られているので
通り一ぺんのことしかできませんが、
大理石という言葉のもとになっている大理にも、
日本人と一番近いと言われる
タイ族の住むシーサンパンナにも
皆さんをご案内したいものです。

シャングリラという理想郷も
雲南省の北部から生まれた言葉だし、
ワインの産地ですから
本当はシャトーと名のついたワイナリーを
つくってみたいという夢も持っています。

以上、年のはじめに私が組んだ
6回分の投資考察団のスケジュールです。
予定通り実行できるかどうかは
私にもわかりませんが、
皆さんがぜひ行ってみたいと
思ったところがあったでしょうか。
あったら、予めそのための時間はあけておいて下さい。
毎回、北京と上海を入れているのは
そこを知らずして中国は語れないところですが、
そこで見聞したことが
中国株を買う時のヒントになることが多いからです。


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