第1443回
中国株に何が起ろうとしているかおわかりですか?

最近、中国人寿保険という生命保険会社が
香港で上場しました。
少し前に中国銀行香港も上場しています。
これから大陸の中国銀行も民生銀行も
次々と香港で上場するスケジュールが組まれていると
新聞は報じています。

どうして中国を代表する金融機関や保険会社が
次々と香港市場に上場するようになったかというと、
香港市場に上場すれば、
世界中から資金を調達できることがわかったからです。
つい最近まで中国の大型株は
香港で投資家たちから見離されておりました。
その代表格が石油株や鉄鋼株で、
業績も悪くはないし、
然るべき配当もやっていたのですが、
株価は香港ドルの1ドル以下という安値に
長く放置されておりました。
資本金が大きすぎて、
個人投資家たちの資金では
とても株価を動かすことができなかったからです。

個人投資家から見離されていたのも事実ですが、
その根源を辿れば、
これらの大型株の大株主である中国政府そのものが
信頼されていなかったということであります。
ところが中国の貿易収支が大幅の黒字になり、
しかもそれに加速度がついて、
外資保有高が遂に4000億ドルを越えるようになると、
世界の投資家たちの中国経済を見る目が変わってきます。
なかでもウォレン・バフェットのような
名声の高い投資家が香港市場で
中国石油の株を買ったことが知れると、
世界中の目が一せいに
香港市場にそそがれるようになりました。

中国石油株の値上がりだけで
ウォレン・バフェットの投信は
40億ドルは儲けたと言われていますが、
このことは中国政府が
世界中から信用されるようになったということに
ほかなりません。
一旦、中国を代表する株が香港に上場して
世界中から資金が集められることがわかると、
それに続けという資金集めがはじまったのが
中国人寿であり、中国銀行香港であります。
香港は狭いところですが、
香港証券市場の上場銘柄の総資産は既に
ドイツの証券市場を越えるスケールになっています。
次に何が起るかおわかりでしょうか。


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