第1473回
タクシーで三全公寓と言えばわかります

いま私がひそかに考えていることは
北京に私がつくらせた伝統文化の店
「種字林」が皆さんのために
北京で使い走りの役をはたしてくれないかということです。

どういうことかと言うと、
中国と日本の関係はますます近くなって、
そのうちに一年に何十万人の人が
北京を訪れるようになります。
旅行に行けば、誰でも多かれ少なかれ
お土産物を買います。
しかし、どこかのお土産物屋さんに行っても
日本人が喜んで買いたがる物を売っていません。
たとえば、日本人の家には
もう床の間がないのに、
そんなことにおかまいなしに
中国のお土産物屋さんは
どこでも掛軸を売っています。
また字の書いてある掛軸には
今日の人にとって
あまり役に立たない昔の詩などが書いてあります。
朝晩見る度に
自分の心の糧になる座右の銘でも書いてあれば、
どれだけ役に立つかわかりません。
私は自分でそういう名文句を選び出して、
中国の有名書家に書いてもらうことを考えています。
但し、日本人、中国人のどちらの人が読んでも
意味のわかる文句でないと、通用しませんから、
そのへんのところは
私の出番ということになります。

また中国にしかなくて
日本で売っていない物を手に入れたい人のために
買物の代行をしてもらえたらいいなあと考えています。
漢方には正式輸入はできないが、
個人の並行輸入なら許可されるものがたくさんあります。
関根進さんの食道癌を癒した天仙液などは
そうした制限にひっかかるものの一つです。
買い忘れた物や日本で売っていない物を
インターネットで注文することができれば、
新しいビジネスの途がひらけるかも知れません。

假りにそこまで手が届かなかったとしても
北京に行ったついでに
中国の古い家具を見に行ったり、
場合によっては手に入れることもできたら、
旅行は一段と楽しいものになるでしょう。
「種字林」を訪れたい人は
ハイハイQさんにきいて見て下さい。
もっとも北京に行ってタクシーに乗って
亮馬河(リャンマァフォ)の三全公寓と言えば、
大抵、連れて行ってくれると思いますが。


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