第1621回
北京のパン屋、イタリア料理屋がオープンします

明日、8月18日(水)は
北京三全公寓にあるQ’s CAFEと
イタリア料理、イル・ミリオーネの
正式オープンの日です。
私は4日間前から北京に来ており、
今日は一緒に内モンゴルにソバの勉強と、
ことしの利益が半期で
前年の4倍という伊泰煤炭と
目下、低迷中の世界的カシミア・メーカー
鄂爾多斯羊絨の工場見学に行く
中国投資考察団の40名が
北京入りをするところです。

オープニングといっても
晴がましい行事は何も致しませんが、
このインターネットをごらんになっている
北京在住の皆さんは
ぜひ一度のぞいてあげて下さい。
正式にオープンと言っても
前にもお知らせしましたように、
ここの店は既に7月1日から假オープンをして
色々と試運転をしてきたところです。

既にイル・ミリオーネで
試食をされた方もあるでしょうし、
Q’s CAFEで、
北京ではかつてお目にかかったことのない
舶来小麦粉でつくったパンと、
日本の最高レベルを行くケーキで
舌鼓を打った方もおありだと思います。
北京のイタリア料理とパン・ケーキの不味さに
僻易していた皆さんも、
これで胸を撫でおろしたのではないでしょうか。
もしまだでしたら、
お友達をお誘いあわせの上、
ぜひクラブハウスまでお顔をお見せになって下さい。

ちょうど私が
中国の古い家具のコレクションを開始して
色々と珍しいものが集まったところなので、
700年前、マルコ・ポーロがフビライに会いに来て、
元朝の高位高官の豪邸に招待された時は
こんなところではなかったかという
クラシックな雰囲気を出してもらいました。
欧米からオリエントに来て
改めて北伊ピエモントの料理に出会うのもまた
気分のいいものです。

なおコーヒーハウスで
皆さんの見ている前でつくるバウムクーヘンは
北京でははじめての試みです。
いままで口にすることのできなかった
美味しいパンとケーキを買って帰れるようになっただけでも
北京の生活に楽しみが一つふえたことになります。


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