第1628回
日本人にやれる仕事がいくらでもあります

給料の安いところに人材は集らないだろうと
私も思っていました。
大抵の人がそういう先入観を持っています。

でも成功するチャンスの多いところ、
金持ちになるチャンスの多いところに
人材は集まります。

では給料は安いけれど、
成功するチャンスのあるところへ
人が集まるかというと、
(しばらく考えてからでないと答えはでないかも知れませんが)
有能な人は集まってきます。
成功すれば、いつまでも
安月給に甘んじている必要がないからです。
むしろ安月給で人をやとえることが
成功するための有利な条件になります。
そう考えたら、
高い給料におさらばをして
賃金水準の低いところに行く人が
ふえるのではないでしょうか。

中国人は目先のことを考えますから、
いまもらえるお金の額にこだわります。
これだけの成績があがるようになったら、
収入を倍にしてあげると言っても、
それならサラリーの方を
先にあげて下さいと要求します。
日本人は夢を持っているので、
夢を実現するために
自分を犠牲にすることをいといません。
夢が実現できるのなら、
安月給でも、雲南の山の奥まででも
喜んで出かけて行きます。
いまの中国のように、
これから開発をすれば
いくらでも富を創り出すことのできるところでは、
日本人のようなやり方で成功する確率は高いんです。

15年前、中国大陸であれこれ事業を展開して見て、
日本人気質の方が
開発に向いていると思うようになりました。
本当は何国人であるということよりは、
どんな個性の人間であるかという方が正しいんです。
ただそういう個性持った人は
日本人の中に多いと認めざるを得ません。
舞台が中国大陸に移ってしまった以上、
日本の有能な青年たちも
違う舞台に移るよりほかなくなりました。
もう国境はなくなったも同然ですから、
日本人ということに
こだわる必要はありません。
しかし日本人であっていけないということも、
もちろんありません。
言葉がわからなくとも、
言葉は覚えればいいのですから、
あとはやる気の問題にしぼられてきます。


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