第1672回
コーヒー・ハウスも人を求めています

同じ時期にこれも同じ北京の三全公寓で
Q's CAFEというコーヒー・ハウスをはじめました
コーヒーだけではいくらハヤっても
商売にならないので、
日本でもトップ・レベルのパンと
ケーキ屋のベテランの職人さんに駐在してもらって、
いま北京のどこに行っても食べられないような
おいしいパンとケーキをつくりはじめたところです。

この店は店売りのほか
デパートや一流ホテルへの売り込みが主な仕事ですから、
日本人を特に必要とするのは
むしろ工場の製造部門ですが、
店の雰囲気をよくすることと、
将来、コーヒー店のチェーンをつくったり、
焙煎工場のプランを立てたりするために
ちゃんとプランづくりの頭を持った人が必要になります。
そういうことのできる人でも、
1号店の1杯のコーヒー選びからやらないと
大きくなれないのです。

日本と違って、
コーヒー店はまだ飽和点に達していません。
それどころか、これからはじまるところです。
そういうことを考慮に入れて
雲南省のコーヒー地帯で
コーヒー豆の栽培と採取からスタートすべく、
目下、大車輪で山の中に
敷地3200坪の作業場を
つくりにかかっているところです。

雲南のコーヒーと言えば、
質はよいが、管理が悪いために
上質コーヒーとしての扱いを受けてきませんでした。
それを日本人の手で
豆の振り分けから乾燥して製品にするまで、
どこの山で採れ、
何月何日に仕上げたかも記録に残しています。
世界の最良質のコーヒーとして、
ブルーマウンテンやキリマンジャロと
肩を並べるレベルまで頑張りますから、
日本で自家焙煎にこっているコーヒー屋さんに
販売する人が必要になります。
もちろん、代理を買って出てくれる野心家があれば、
日本における販売を任せることも考えられることです。

そこまで行かなくとも
中国でコーヒーの栽培からはじまって、
中国のコーヒーの最終消費者に至るまでの
長い長い流通過程があります。
そこに至るまでのプロセスも
1杯のコーヒーからはじまるのですから、
そういうことに興味のある人は
アジア交流センターに自己紹介をかねて
申し込んで下さい


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