第1759回
新天地の最高級マンションでもまだ東京の5分の1

私がいま住んでいる
上海新天地のマンションを手に入れたのは
1年ほど前ですが、
1年でマンションの値段が倍になってしまいました。
新天地の開発をしたのは
香港に上場している瑞安建業という
香港の不動産会社ですが、
土地の開発を上海市政府に申し込んだ時、
旧フランス租界のあった現地に、
オールド上海を再現したエリアと
大きな池のある公園を建設することを条件に、
周辺の開発を許可されたのです。
羅康瑞というまだ40代の社長さんは
私も面識のある人ですが、
そういうムードに対するセンスのある人で、
有名建築家を動員して
あッと皆をおどろかせるような
中国一のおしゃれなオールド上海を復活させました。

うちの家内が一昨年の正月に上海に来て
新天地をはじめて訪れた時、
公園の向うで建築中の建物を遠くから見て、
「あれ、なあに?」ときいたら、
「新天地のマンションです」と
うちの上海オフィスの者が答えたら、
「あれを買いましょう。
 きっとここが上海一のロケーションになりますよ」
「そんなこと今頃おっしゃっても無理ですよ。
 一期工事が400室で、
 既に2000人の申し込みがあるそうですから」と
うちのオフィスの者はびっくりして答えました。
しかし、かみさんはへっちゃらで、
「香港のオフィスに電話してちょうだい」と
香港に連絡をさせました。
そうしたら香港から折り返し、
「あの会社はうちの知り合いですから、
 センセイの奥さんなら、
 最初の400人の中に突っ込みますからと言われました」
と返事がありました。

1平米が米ドルで2500ドル、
一室が200平米でしたから、
全部で50万ドル、日本円にして約6000万円です。
上海で一番高いマンションでしたが、
約60坪で6000万円とすると、
坪当り100万円ですから、
東京の5分の1にもあたりません。
いますぐ現金で先払いしてくれれば
4%値引きしますと言われて、
家内は即金で全部支払ってしまいました。
またお金の心配か、と私が心配する前に、
家内は香港のマンションを一室売り払って、
それに乗りかえたのです。


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