第1801回
日本人の青年はタネ銭が身についています

只のサラリーマンをやる積りなら、
賃金の高い国から賃金の安い国まで
出稼ぎに行くことはありません。
日本人なら日本にとどまって、
給料が比較的たくさんもらえて、
あまり忙しく立ちまわらないですむ職場を
見つければよいのです。

もしお金をしっかり貯め込みたいのなら、
賃金の安い国から賃金の高い国に出向いて、
宿舎は勤め先に提供してもらい、
食費や生活費もなるべく安くてすむように心がけ、
給料やボーナスやチップは
すべて貯蓄にまわすことです。
アメリカや日本に出稼ぎにくる中国人は
大抵こういうやり方からスタートしています。

では日本の若い人たちは
どうすればいいのでしょうか。
日本は賃金のレベルの高いところだから、
日本に来た中国人のように
収入の10分の1で暮らし、
ちょっとしたお金を貯めてから
中国に出かけて企業をおこせば、
文句はありません。
でも賃金の高いところで育った人は、
収入一ぱい一ぱいで
暮らすことになれていますから、
とてもサラリーの中から節約をして
元手になるお金を貯めることはできません。
中国人ならタネ銭をつくってから
自分の事業を興しますが、
日本人は無一文の状態から創業に向って
スタートしなければならないのです。

そんなことができるものですかと
おっしゃるかも知れませんが、
裸一貫で海外にとび出して行って
その土地で成功した日本人は
大抵の人がそうした経過をたどっています。
日本人は無一文から出発して成功できる
珍しい人種なんです。
資本のない分をどこで補うかというと、
先ずよく働くこと、
信用を得るように約束を守ること、
手抜きをしないで働き、裏表がないこと、
サービスに神経を使い、完璧を期すること、
こうした特性を持っている人に、
私なら現地人の5倍の給料を払います。
恐らくほかの雇主もそうするでしょう。
それが中国人のタネ銭に相当する部分だと思えば、
日本人の大半が生まれながらに
海外で成功できるモトデを
持っていることがわかります。


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