第1929回
中国の国内消費を中心に考えて下さい

では次の中国の経済成長を支える業種は
ということになりますが、
いままで起っていることと
そんなに違ったことが起るわけではありません。
消費時代が来れば、
スーパーや百貨店やコンビニが栄えることは
間違いありませんが、
中国人は商業の民ですから
競争が激甚になります。
となると、思うように業績も上がらないし、
淘汰される企業も多いと
覚悟しなければなりません。

またマイホーム時代に入るのだから
不動産がいい筈だという認識に
間違いはありませんが、
中国人は無類の博打好きですから、
投機資金が不動産に集中します。
昔と違って高層建築が常識化しますから、
土地の稀少性による
不動産の値上がりは期待できません。
その基盤となる土地そのものが
すべて国有ですから、
土地の獲得にはいつ建てるという期限がつき、
含み資産で勝負することができないのです。
したがって日本人の常識で
中国の不動産投資をしたり、
不動産株を買うと
勝手が違ってしまいます。

不動産ブームがあるのなら、
不動産の建設に必要な建築材料のメーカーに
陽があたると考えるべきでしょう。
鉄、セメント、ガラスからはじまって、
台所用品や冷暖房設備や家具に至るまで
中国ではこれからも成長産業なのです。
その代わりどの業界も
日本と比べ物にならないくらい競争激甚ですから、
どの企業が優位に立ち、
最後まで生き残るかを見極める必要があります。

同じことが
マイカー・ブームについても言えます。
諸外国から自動車メーカーが進出して
シェア争いをしていますが、
どれが日本における
トヨタとホンダの地位を打ち立てるか
いまのところ見当がつきません。
ならば自動車の組立てに
絶対必要なパーツ・メーカーの1位や
アフターサービスの1位や
自動車保険の1位に狙いを定めるのも
一案だということになります。
石油化学や素材メーカーだけでなく、
資源そのものに陽の当る時代は
当分、続くと見て間違いないので、
自動車より資源株が注目される可能性もあります。


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