第2056回
私の提案は次の時代の成長株への集中投資です

書いているうちに
またも1冊分の分量に達してしまいました。
気がついて見たら、もう2000回をこえており、
今回で「もしもしQさん」も
19冊目の単行本になります。

今回はふりかえって見ると、
ちょうど中国の反日抗日運動が
はじまった頃からスタートしており、
一時はどんなことになるのかと
心配もしましたが、
いつも睨み合いの好きな連中も
そう長くは眉毛を逆立ててはおられなかったようです。
尊王攘夷の時代とは時代が違うことを
国民の大半の人たちが認識していることがわかります。
それでもこれで事がおさまるわけではありません。
恐らく戦争時代のことを知っている人たちが
この世に一人もいなくなる必要がありますので、
あと、20年くらいの歳月が必要だろうと私は見ています。

しかし、その反面、
グローバル化は大へんな勢いですすみますので、
数で勝負をするということになりますと、
13億の市場開発にかなうものはありません。
いまはまだはじまったばかりなので、
さしあたりレストラン・ビジネスが
成長産業の先頭を走りますが、
やがてマイカー、マイホームブームが
中国大陸に定着します。
どこの国籍であるかと関係なく、
この市場で成功した企業が
世界の次の覇者になることは目に見えています。
経済界の人たちは
そういうお金の流れについて動きますから
日本の産業界だけが遅れをとることはありません。
政治家とジャーナリズムが
一番トンチンカンなことになる心配は残っています。

今回は日本と中国の双方にわたって
株のあり方を大胆に分析してきました。
私が日本株買いをやめて
中国の成長株買いに集中したら
どうですかと提案しても、
その通りにやる人は恐らく
そんなに多くはないでしょう。
そのくらいで世の中はちょうどよいのです。
もちろん、私がどんな目にあうかを
見守る観客になっていただいても結構です。
なおこの続きは
明日の「もしもしQさん」に続きますので、
懲りずにごらんになって下さい。


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