中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2175回
次の旅行は珠海、マカオ、香港にまいります

いま私は考察団に参加された方を連れてインドを旅行中ですが、
次の考察団は4月11日(水)から4月20日(木)まで
9泊10日の予定で、
北京→珠海→マカオ→香港→上海を一周します。

香港には前にも行きましたが、
どうしてリピートをするかというと、
前に一緒に行った人たちから
「また福臨門にフカヒレとアワビと
子豚の丸焼を食べに行きましょうよ」と矢の催促だからです。
考察団はあくまでも
お金儲けの参考になる現地視察が目的ですが、
ついでに名所や新跡の観光をしたり、
土地の美味しい料理の「舌の勉強」もします。

どこにもその土地の最高の料理があり、
忘れがたい思い出になりますが、
中華料理の最高峰は何といっても香港の福臨門でしょう。
福臨門は東京にも二軒、大阪にも一軒、支店がありますが、
やはり香港には敵いません。
たとえば子豚の丸焼は丸ごと一匹テーブルに並びますが、
焼きすぎてもいけないし、冷たくなってしまってもいけないので、
何時にテーブルに着くかを予め決める必要があります。
またフカのヒレやアワビは中国じゅうで
福臨門と香港の阿ニ鮑魚が双璧だと言われています。
ほかにも前菜から最後の塩魚のチャーハンに至るまで
色んな料理が出てきますが、
私と一緒に行った人たちを見ていると、
どの皿もきれいに平らげて
食べ残しが一つもありません。
ミシュランの三つ星レストランは
出てくる料理に一皿の取りこぼしもないのが条件ですが、
アジアにもしミシュランがあるとしたら、
福臨門はまさにその一軒に数えられるに違いありません。

香港には二晩泊まりますが、
あと一晩は海都海鮮酒家を予定しています。
本当は九龍のハイアット・ホテルの三階にある凱悦軒で
パパイヤの中に盛られたフカのヒレを食べたかったのですが、
ホテルを建てなおすために
ビルをこわしてしまいましたので
願いが叶いませんでした。
食べ物の話ばかりで申し訳ありませんが、
ご参加になりたい方は
アジア交流センターにお申し込みになって下さい。
(03-3400-9393)


←前回記事へ 2006年2月22日(水) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ