中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2289回
モスクワとペテルブルグに行きませんか

第41回中国投資考察団は思い切って足を大きく伸ばして、
北京からモスクワまでとんで、
サンクトペテルブルグに寄ってからまたモスクワに戻り、
帰路は北京でもう一泊してから
上海でいつものように勉強会をひらくことになりました。
8月9日(水)に東京、大阪から出発して
先ず北京に集まり、
9泊10日のスケジュールをこなしてから、
8月18日(金)に上海からそれぞれの出発空港に戻ります。

なぜロシアを選んだかと言いますと、
ご存知の通り、BRICsの国々が
次の経済発展の先頭を走る国々だと目されているからです。
ブラジル、ロシア、インド、中国という順序に並んでいますが、
それは経済発展の遅れた順序に並べたのではないかと
私には思われます。
でも口角泡をとばすより、百聞一見に如かずですから、
先ずこの目で見ようじゃないかということになり、
2月にはインドで
いつも話題にのぼるバンガロールにまで行ってきました。
インド人が運転上手なことは確かめてきましたが、
インド人がマイカーを持って
いまはまだ牛も通っている高速道路を埋めるようになるまでには、
まだまだ時間がかかるだろうというのが私たちの結論です。

ロシアにはソ連と呼ばれた時代に行ったきりですから、
あれからどれだけ変貌したかは
実際にこの目で見るまで早まったことは言えません。
一頃はモスクワでタクシーを停めるために
煙草を水戸黄門の葵の紋章のように
高々と掲げないと駄目だと言われましたが。
これも実証主義で攻めて見なければ何とも言えません。
先に行ったときは15人で行ったのですが、
フランス人の経営する一流ホテルで
部屋の配分をするだけで1時間以上もの時間がかかりました。
そうした効率主義と程遠い国が
経済の発展する国の二つ目に並んでいるのですから、
本当にそうなのか確かめに行く必要があります。
参加ご希望の方はぜひアジア交流センターに
お申し込みになって下さい。
説明書をお送りいたします。


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