中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2463回
次の考察団は広州からバンコックへ

今回の中国投資考察団はタイまで足を伸ばす積りでしたが、
タイに政変が起って旅行社が大事をとって難色を示したので、
昆明からバンコックまで足を伸ばすのをやめて、
昆明→保山→大理→シーサンバンナーと
雲南省内をかけまわって上海まで戻ってきました。
一年中、花が咲き乱れて春城と呼ばれる昆明だけでなく、
保山も大理も意外に寒く、
やっと戻ってきた上海もこれまた東京よりずっと冷えていたので
とうとう風邪を引き、
予定を1日早く切り上げて東京へ舞い戻ってきたところです。

来たる正月は
何十年ぶりに台北で迎えるスケジュールになっております。
もしかしたら来年には台湾で大きな変化が起るかもという
予感が働いているせいかも知れません。
私は台湾が独立を主張する可能性よりも、
一国三制を主張することによって
アジアに平和をもたらす時期が近づいたとみていますが、
ダイム・ダックになった陳水扁総統が
必死になって流木にしがみついているので、
内情は必らずしも予断を許しません。
でも長い間の懸案が一歩実現に近づく方向に動いていることは確かです。

さて、次の中国投資考察団は前回先延しにした
バンコックとチェンマイへの旅行をスケジュールに組み入れました。
寒い季節ですから、旧満州や新疆は避けて、
先ず東京と大阪から2月5日(月)に広州にとんで
華南地域の発展ぶりを視察します。
翌日、1日かけて広州から深圳にバスを走らせ、
1日がかりで環境処理で私が最も成長性のある上場企業として推奨した
東江環保のゴミ処理現場の見学に出かけます。
翌7日には広州からバンコックにとび、
すぐチェンマイ行きに乗りかえてチェンマイに2泊、
チェンマイからもう一度、バンコックに戻ってバンコックに2泊して
上海に飛んで、上海邱友会と合同の中国株勉強会をやります。
2月5日から13日(火)まで8泊9日の旅程なので、
時間とお金の都合のつく方はぜひご参加になって下さい。
バンコックの宿泊先は名にし負うオリエンタル・ホテルですから、
話題には事欠きません。


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2006年12月7日(木)

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