中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2495回
広州、タイまで足を伸ばしましょう

年が明けて第1回目の投資考察団は既にお知らせしましたように、
中国から足を伸ばしてバンコックとチェンマイに行きます。
スケジュールが盛りだくさんなので、北京はパスして、
成田と関西空港からいきなり広州にとび
翌日はバスで深圳まで乗り込んで、
東江環保という
汚水処理とゴミのリサイクルをやっている会社の
処理現場の見学に行きます。
昨年からの懸案になっている成長株の第一号です。

翌日は広州からバンコックにとび、
バンコックで乗り換えてチェンマイに入ります。
チェンマイは私が20年も前から
日本人が楽しい老後を送る候補地の一つとして挙げたところです。
実際に住んでいる人があれば、見学させてもらう積りです。
またバンコックに戻ってきたら
話題のオリエンタル・ホテルに泊るのと、
水上マーケットやアユタヤまで楽しい船旅をやります。
バンコックには既に上場されている
日本資本の会社がいくつもありますが、
なるべく中小企業あがりで
現地に根づいた私の知り合いの経営者の
体験談をきかせてもらうスケジュールを組んでいます。

上海では成長株の第二弾としてとりあげた
アスファルトの会社のトップに来ていただいて、
その後の会社の動きについて説明をしてもらう予定になっています。
2月と言えば、業績のいい順序に、
2006年の決算がはじまる時期ですから、
2007年度の私たちの投資方針をきめるデータが次々と出てきます。
業績別の投資よりも、資源株でも資材株でも不動産株でも
企業別の差別化が進む新年になるのではないかと見ています。

上海邱友会と同時開催になりますので
2月5日から13日までの投資考察団に参加される方も、
また2月12日の邱友会にだけ参加される方も、
大急ぎでお申し込みになって下さい。
昨年のはじめは銀行株や保険株の話ばかりでしたが、
同じことがそのまま続くと考えないことです。
「年々歳々花同じからず」ですから。


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2007年1月8日(月)

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