中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2641回
「東京が駄目なら上海があるさ」を読んで下さい

私の新刊「東京が駄目なら上海があるさ」ができてきました。
私がずっと海外旅行をしていましたので、
紹介が遅れましたが、
もう既に書店の店頭に並んでいます。
今回はPHPビジネス教書の1冊として
PHP研究所から出版されていますが、
定価は760円(税別)です。
私のお金儲けシリーズ全6巻のうち、
「お金持ちになれる人」(ちくま新書)
「損をして覚える株式投資」(PHP新書)
「起業の着眼点」(PHP新書)
に続く第4冊目です。

タイトルに東京と上海が出てきますが、
この本は東京と上海の比較をしているわけではありません。
お金儲けをしたかったら場所を変えろ、
ついでに仕事も変えてしまえということです。
それくらいお金の流れが激しく変わる時代ですから、
同じところで同じことをやっていたのでは
時代の動きに取り残されてしまうぞと警告しているのです。

私は日本と中国の間に仕事も持ち、
自宅も持って、毎月のようにとびまわっていますが、
私の見ている前で日本から無名の青年たちが中国に動いて
私の見ている前で、
新しい仕事をドンドン大きくしています。
中国に対する反感を持っている議論も盛んですが、
時代はそうした抵抗を吹きとばして
新しいアジアの時代に動いています。
こういう時代は故郷の土に根をおろしたまま、
植物になってしまったのでは時代に取り残されてしまいます。
地方の時代はもうとっくに終ってしまったのです。
ではどうしたらいいのか真剣に考えている人は
先ずこの本を読んで下さい。

恒例により、読者の中から10人様に著者のサイン入りの本を10冊、
抽選により進呈しますので、ふるってご応募下さい。
なお不運にも選にもれた方は運をつけて、
より身軽に動けるためにも、
ちょっと書店に一走りして下さい。
いまの沈滞した社会環境から逃げ出したい人は、
先ず頭の洗濯をして、
即座に走り出すことが必要なのです。


←前回記事へ

2007年6月3日(日)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ